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2026.10.16
不登校の子どもに家事を頼んでもいい?|負担を決めつけずに相談する声かけ

こんにちは。神奈川県小田原市を拠点に、不登校のお子さんをもつ保護者の方に寄り添う、みんなのよりどころ「わりん」です。
「家にいるのだから、少しくらい手伝ってほしい」。そう思う一方で、頼んだら負担になるのでは、と迷うこともありますよね。家事の話をするときは、登校しているかどうかと結びつけず、今できることを一緒に相談するところから始めてみませんか。
「学校に行かない代わりに」と交換条件にしない
保護者にも仕事や家事があり、すべてを一人で担うのは大変です。その困りごとを伝えることと、学校を休んでいることを責めることは、分けて考えてみましょう。
たとえば「学校に行かないなら食器くらい片づけて」ではなく、「夕食の片づけで手が足りないんだ。食器を運ぶのをお願いできる?」と、頼みたい内容を具体的に伝えます。家事を、家にいてよいかどうかの条件にする必要はありません。
小さな作業を、選べる形で聞いてみる
「何か手伝って」だけでは、何をどこまで求められているのか分かりにくいことがあります。「テーブルを拭くのと、お箸を並べるのなら、どちらかできそう?」のように、作業の範囲を小さくすると相談しやすくなります。
もちろん、選択肢を出しても「今日は難しい」という返事があって構いません。声をかける時間や方法も、「今聞いて大丈夫?」「あとでメモを見てくれる?」など、お子さんと合うものを探してみてください。
できなかったときは、評価より段取りの見直しを
頼んだことが終わっていないと、がっかりすることもありますよね。そんなときも、「やっぱり何もできない」と全体を評価せず、「今日の食器はまだだったね。今できそう? 難しければ今日は私がやるね」と、目の前の用事について話してみましょう。
毎日同じ作業を続けることが難しければ、回数や量を減らす方法もあります。できた量を、登校の準備ができたかどうかの判断材料にせず、家の中の一つのやり取りとして受け止めたいですね。
手伝ってくれたら、その作業へのお礼を
「食器を運んでくれてありがとう。片づけが助かったよ」。そんな短いお礼で十分なこともあります。「これができるなら学校にも行けるね」と次の課題につなげず、そのときの協力をそのまま受け取ってみませんか。
お子さんが自分から何かしてくれた場合も、毎日の役割にすぐ決めなくて大丈夫です。続けて頼みたいときは、改めて本人に相談してみましょう。
保護者の負担も、後回しにしすぎないで
子どもに頼みにくいからといって、保護者が無理を重ねる必要はありません。今日は一品減らす、洗濯物は畳まずかごに入れる、家族に一つ頼む。暮らしの回し方を小さく変える選択もあります。
家事の頼み方を考えるうちに、親子だけでは話が行き詰まることもあるかもしれません。「自分は何が大変なのか」を誰かに話すところから、一緒に整理していきましょう。
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