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2026.10.14
不登校の子どもが話しかけてきたら|質問を急がず聞くためのヒント

こんにちは。神奈川県小田原市を拠点に、不登校のお子さんをもつ保護者の方に寄り添う、みんなのよりどころ「わりん」です。
お子さんが久しぶりに自分から話しかけてくれたとき、うれしさと同時に「今なら学校のことも聞けるかな」と感じることはありませんか。何を返せばよいのか、迷うこともあると思います。
今日は、子どもが話し始めた場面で、保護者の方が質問を急がずに聞くための小さな工夫を考えてみます。
まずは、本人が選んだ話題を聞いてみる
ゲームの出来事、好きな動画、昼食の感想。学校とは関係のない話でも、本人が話したいと思った内容を、そのまま聞く方法があります。
「それで、どうなったの?」「その場面が好きなんだね」と、今の話題に返してみませんか。会話が始まったからといって、必ず学校や勉強の話へつなげる必要はありません。
分からない言葉は、少しずつ尋ねる
趣味の話に知らない言葉が出てくると、返事に困ることもあるでしょう。全部を理解しようと頑張らず、「その名前は初めて聞いたよ。どんなもの?」と、一つだけ聞いてみる方法があります。
説明するのを面倒に感じている様子なら、「詳しくなくてごめんね。続き、聞いているよ」と戻しても構いません。知らないことを知っているふりをしなくても、会話はできます。
困りごとを話したら、助言の前に希望を確かめる
「友だちから連絡が来た」「学校のプリントが気になる」と聞くと、すぐに解決策を考えたくなるかもしれません。まず「今は聞いてほしい? 一緒に考えたい?」と、本人の希望を尋ねてみる方法があります。
例えば「返事をするか迷っているんだね」と、話してくれた内容を短く返してから聞くこともできます。気持ちを決めつけず、「そういうことかな」と確かめる余地を残したいですね。
沈黙や会話の終わりを、急いで埋めなくても
話の途中で黙ったとき、次の質問を重ねたくなることもあります。でも、考えているのか、話を終えたいのかは、外からは分からない場合があります。
少し待ち、「今はここまでにする?」と尋ねる方法もあります。本人が別のことを始めたら、「話してくれてありがとう」と区切り、次の会話を約束させなくてもよいでしょう。
保護者の方が今すぐ聞けないときは
料理中や仕事の途中など、話しかけられた瞬間に手を止められないこともあります。毎回、すべてを優先できなくても構いません。
「今は火を使っているから、あと5分くらいで聞きたい。待てそう?」と、理由と見通しを短く伝えてみてください。待つ間に話す気がなくなった場合は、無理に続きを求めず、「また話したくなったら教えてね」と返す方法があります。
一度の会話でうまく聞けなくても、次に「さっきは急いで答えてしまったね」と伝え直すことはできます。お子さんの話を聞くことと、保護者の方の余裕を大切にすることを、少しずつ両立していきたいですね。
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