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2025.06.10
雨の季節は、“心の声”を聴くチャンスかもしれない

こんにちは。
神奈川県小田原市を拠点に、不登校のお子さんをもつ親御さんの心に寄り添うセラピーを提供している、みんなのよりどころわりんです。
梅雨に入り、毎日どんよりした空模様が続いていますね。
この時期は、頭痛・だるさ・気分の落ち込みなど、体と心に不調を感じやすい「気象病」に悩まれる方も多いです。
そして、不登校のお子さんと向き合うお母さんにとっても、この時期は気持ちが揺れやすくなる季節かもしれません。
☔ 雨の日、親子で“止まる”ことを許してあげて
気分が沈みがちな朝、子どもが起きてこない。
なんとなくイライラした空気。
会話も少なくて、気まずい沈黙が流れる…
でも、そんな日は、無理に何かをしようとしなくても大丈夫です。
「何もしない時間を一緒に過ごす」
──それも大切なコミュニケーションです。
たとえば、
- 一緒にお茶を飲んで「おいしいね」とひとこと交わす
- 好きなアニメやYouTubeをなんとなく並んで見る
- 静かな雨音をBGMにして、それぞれの時間を過ごす
「ちゃんと向き合わなきゃ」「話し合わなきゃ」と気負う必要はありません。
“ただそこに一緒にいる”ことに、安心が宿ります。
🌧️ 梅雨は、心の奥に気づくチャンスでもある
この時期は、体調だけでなく心にも不調が出やすくなります。
「何もできていない…」
「このままでいいの?」
「私、ちゃんとやれてない…」
そんな“責める声”が湧いてきたら、
ちょっとだけ立ち止まって、自分に問いかけてみてください。
💭 潜在意識の“声”を聴いてみよう
私たちの無意識には、
「私はちゃんとしなきゃ」
「子どもが立ち直らないのは私のせい」
そんな“思い込み”が根深くあることがあります。
でも、その思い込みが、
実は自分をずっと苦しめている原因かもしれません。
こんな質問を、自分にしてみてください。
- なぜ私は「ちゃんとしなきゃ」と思うの?
- 誰に評価されたいと思っている?
- 私の“本音”は、何を望んでいる?
この問いかけは、最初は少し苦しいかもしれません。
でも、自分の心に誠実になれた時、
スッと力が抜けていく瞬間があります。
👩👧 子どもとの関係にも影響していく
お母さんが「完璧じゃなくてもいい」と自分に許したとき、
子どもも「ダメな自分でもいいんだ」と思えるようになります。
実際、親御さんが自分を緩めたとたん、
お子さんが少しずつ元気を取り戻したり、
自分から「学校行ってみようかな」と言い出すこともあるのです。
🌈 心の回復力を信じて
雨の日は、晴れが遠く感じるものです。
でも、必ず晴れの日はやってきます。
そして、私たちの心も同じように、回復していく力を持っています。
「今日はちょっと、ダメな日だったな」
「何にもできなかったな」
そんな日も、自分に〇をつけてあげましょう。
それが、心を整える一歩です。
🕊 ご相談はお気軽にどうぞ
「一人で深掘りするのは難しい」
「なにを問いかければいいのか分からない」
そんなときは、ぜひご相談ください。
みんなのよりどころわりんでは、
不登校に悩む親子に向けた心理セラピーを、
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